店長の部屋7 |
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いらっしゃいませ。散らかっていますけれども、ごゆっくりどうぞ。 |
今から20年程前、ムーンベースの「MBBC」というBBSの中に、「店長の部屋」というとっても不人気のコーナーがありました。 常識や人間性に欠けた私(ムーンベースの店長)が、勝手な事を書く訳ですから、読んでいる人が面白い訳が無いのですが、 本人は目立ちたがりやなので、こりもしないでまた始めるみたいです。 そのような訳で、決してためにはなりませんが、お暇な方はのぞいてやってください。 |
平成22年5月31日 |
狐狸合戦
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広島の筆の文盛堂さんがいらして商談をしました。 非常に商売上手な方で、店長がタヌキならさしずめキツネといった所でしょうか。 店内で狐狸対決と相成りましたが、知恵に勝る文盛堂さんにかなうはずも無く、店長タヌキ敢え無くダウン。 新製品の薄刃ヤスリを手渡されて「これをどう売り込んだら良いでしょうね」と言われる。 早速、ハインケルの翼の裏を削りだす店長。すると一言「最高のヤスリですから削った面が綺麗でしょう」 切削面がつるつるなのを見て「これで仕上げて接着すれば後縁がすきっと薄く仕上がから、それを進めたら?」と上機嫌の店長。 良い所を探そうと使っている訳だから、当然素敵に思えてしまう。 早速注文しました。(筆の事なら、さすが老舗、まとまりが違います。商売上手で筆づくり上手!)
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平成22年6月1日 |
速度記録機 |
塗装もマーキングも完璧 メーターパネルも |
最近、スケールモデラーと話をすると決まって「作れない」と言う話が出てきます。 模型界においての重大問題ですね。 このまま行けば作る人がいなくなってしまうのではないかと心配になってしまいます。 ところがです、この堀さんのミニ四駆を見てください、ミニ四駆の連中は何故かスケールブーム?です。 翼は「モノグラムの1/72ムスタング」パイロットは「綾波レイ」スケール・設定ともに申し分ない出来ですね!。 苦し紛れに「こんな事したら遅くなるよね」と言ったら、レースに出てもとても早いのだそうです。 それに比べて、全然早くないし、なかなか出来ないハインケルと格闘している私は何なんだろう。 恥ずかしいから、プロペラでもまわしてみようか。・・・ムリ、ムリ!
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平成22年6月2日 |
今の若いガンダムは!
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先日、懐かしい初代ガンダムのプラモデルが久しぶりに入荷したのですが。これが、結構好評なのです。 実は、店には最近までストックがあったのですが、無くなってしまったのでまた取ったのです。 今の時代に、300円からという価格は驚きですが、変えていないのはさすがバンダイ。 でも、売れる理由はそればかりではなさそうです。 単純でカッコいい主役と、変化に富んだ色・形の敵役、その対比が魅力なのではないでしょうか。 ちなみに、私は「ザク」と「ゴック」が好きです・・あと「ズゴック」も・・・ジオンのは皆好きかも。 あっ。ショーケースの「ザク星人」(タバコを吸っているザク)は、私の作品です。 でも、恥ずかしいから見られたくない店長でした。 |
平成22年6月4日 |
今日の烈風1 |
胴体後部が細そう 切り裂き、同枠を接着する |
古来、巨匠と呼ばれる人は、一度にいくつもの作品を手がけています。・・・たぶん。 未来の巨匠を目指す私としては、まずその辺からまねてみようと思います。 と言う訳で、ハインケルは置いておいて、次なる題材は「MPMの烈風」です。 主翼は良さそうなのですが、例によって頭でっかちの変な胴体に見えるので、外科から始めます。 後部胴体の下面の張り出しとキャノピーの後ろの盛り上がりが足らなそうなので、裂き詰め工法で膨らまします。 まず、胴体の裏側から上下にカッターでスジを入れます。 次に、胴体下面の主翼付け根から水平尾翼あたりまでのこぎりで切り開きます。 同じように、キャノピー後ろも切り開きます。 補強のためキャノピー後ろに同枠を接着します。 はい、今日はここまで。 では、また明日。 |
平成22年6月6日 |
今日の烈風2 |
ざっくりと 裏は見られない状態です |
話題に乏しく苦し紛れの「烈風」の二回目ですね。 写真のように、切れ目にプラ板の短冊を刺して太さの具合を見ます。 見当がついたら、瞬間接着剤で借り止めして固まるのを待ちます。・・本当は待たなかった。 次に、適当に切ったプラ板を、開いている隙間に差し込んで行きます。 この時、プラ板が厚い場合はやすったりペンチで潰したり、適当でかまいませんが隙間を広げないように注意。 次に、少し固めの瞬間を、隙間が出来ないようにたっぷりと塗ります。 しっかり固まるのを待って、はみ出した所を切り取り、ヤスリで形を整えて工法の完了です。 キャノピー後部も同じように少し膨らませます。 あっ、その目、馬鹿にした目で見てますね。 私の工作なんて、所詮こんな物ですよ。 次回は、少し後で。 |