店長の部屋14 |
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いらっしゃいませ。散らかっていますけれども、ごゆっくりどうぞ。 |
今から20年程前、ムーンベースの「MBBC」というBBSの中に、「店長の部屋」というとっても不人気のコーナーがありました。 常識や人間性に欠けた私(ムーンベースの店長)が、勝手な事を書く訳ですから、読んでいる人が面白い訳が無いのですが、 本人は目立ちたがりやなので、こりもしないでまた始めるみたいです。 そのような訳で、決してためにはなりませんが、お暇な方はのぞいてやってください。 |
平成23年1月19日 |
配達ロボ・・名は無い |
郵便でーす。 ロケットパンチ・・飛びます |
お正月がすぎましたが、今年もたくさん年賀状が来ました。 その中で、チョット変わり種がコレ。 なんと、ロボットが配達に来たのです。 ご存知「関君」の郵便配達ロボです。 クリップ付きのハガキ(切手の部分も全て手書きです)を、電磁石付きの腕でつり上げて配達します。 宿題の「電磁石の改良」も独自の実験結果から改良され、またクリップの取り付けに工夫がされています。 何回かの挑戦で無事に配達出来ました。 腕の三次元関節が良く出来ていて高得点が期待されましたが、付属のロケットパンチで店長を撃ったので 今回は70点です。 |
平成23年2月2日 |
講習され会 |
楽しく作りっこ 二色の角は素敵でした |
一月の23日にBB戦士三国伝の講習会が有りました。 もちろん、講師は店長。 参加者は少ないと高をくくっていたが、応募者が多かったので急遽棚を移動して場所を作りました。 初めてすぐ驚いたのが、みんな真面目だという事。 普段工作教室などをすると、出来なくておろおろする子や飽きて他の事をする子がいるのですが、 今回は皆ものすごい勢いで一心不乱に作って行くので、講師らしい事をするのが大変でした。 「まず、部品を手でちぎってください」 「先生、ニッパーはありませんか」 「今回は、工具なしでも出来ますというのが目的なので、手でちぎってね」・・とか 「次は、コレとコレをくっつけてください」 「こうですか」・・・・・もうすでに出来ている。 こんな感じで、2回の講習があっという間でした。 でも、その後に楽しい事が待っていたのです・・・・・・それは、次回のお楽しみ! |
平成23年2月4日 |
恵方組み |
昨日は節分、ご存知「豆まき」の日ですが、最近は「巻きずし」を食べる日に変わってきていますね。 それにあやかって「長い大福餅」まで出て来て、行事と商品を結びつけるたくましい商魂を感じます。 あれれ、店長の目が少し変ですよ。また良からぬ事を考えていますね、チョット覗いてみましょうか。 なになに、「恵方模型」? 節分に買った模型を、恵方に向かってにたにたと笑いながら素組すると、腕前が上がりますだって? 特典は、のし付きの包装とでん六豆の小袋!たくさん作るとご利益が増します? これで、売り上げはうなぎ上り? うーむ、こいつは春からお・め・で・た・い。 |
平成23年2月5日 |
甘い罠 |
五本の指だけで 瞳がキラリ! |
BB戦士の講習会をしていると、近くでニコニコしている人がいるのです。 誰かと思ったら、ご存知「会長さん」でした。 終わると、会長が「うまいねー」と冷やかして来たので、「会長も作ってみる?」と教材を出したのです。 一瞬の躊躇の後で、にっこりとして「いいの?」と聞いて来たので「年齢制限違反だけれどいいよ」と キットを手渡すと、見てたから要領は覚えているので、凄い勢いで作り始めたのです。・・・罠とも知らずに 部品が白一色なのと同じ形の部品が多いので、「見えない!コレどっちの部品」と聞きはしますが、 親指と人差し指で組みながら小指でバリの確認をして、あっという間に組上げました。 仕上げは、サインペンで瞳を描いて完成です。 組み終わって「凄く楽しいね」とホッとしている所で店長の一言「コレ、飾ってみんなに見せるからね」 一瞬青ざめた会長が「お願い、それだけはやめて!!」と、必死に取り返そうとするが後の祭りでした。 かくして「一流モデラーが素組したBB戦士」をまんまとせしめた店長でした。 |
平成23年3月3日 |
いいね、なかなか良いよ |
トローリと 艶が! |
男には、曲げてはいけない事が有る。 誰が何と言おうとも変えてはいけない事が有る。 人は、それを信念と呼ぶ。 店長が指摘した事を、かたくなに拒否して作り続ける男。 その名は「要修行さん」 しかし、所詮は人間である、しかもなかなか良い人である。 悪魔のような店長の呪文には敵わなかったのである。 この艶のある表面を見よ。 ふふふっ。 一日一悪、達成感に浸る店長でした。 |
平成23年3月4日 |
まぐれなのに |
結構深くしみ込んでいます アラ、綺麗!・・かな? |
作りもしないで、暇でボーッとしている店長。 脳みその分解が始まる瞬間、現れたのが「日野先生」 危うく難を逃れた店長に差し出したのが「エアのホークのキャノピー」です。 流し込み接着剤を着けてしまって白く変色しています。 これを手に取った店長は、おもむろに勝ち誇った口調で「大丈夫、直ります」 もちろん確証は無いが、やってみたい一心で言った言葉である。 確かにこの男、作るのは下手だが小細工は巧くいくときが有る。 不安そうに見ている先生を尻目に、早速カッターで表面を削りだす。 執拗に刃を滑らせてギザギザが無くなったら、厚紙に水性コンパウンドを付けて磨きだす。 仕上げは綿棒で、角を避けて磨いて完了。 日野先生の感謝の言葉に、ふんぞり返って柱に頭を打ち付けた事は、言うまでもない。 |